2021年全国ロシア語作文コンクール

全国ロシア語作文コンクール結果発表

第2回全国ロシア語作文コンクールの結果を以下の通り発表致します。作品をお寄せいただきました全ての皆様に感謝申し上げます。

1位 片貝里桜
2位 角南順哉
3位 松尾美由起
奨励賞 三田琳太郎
努力賞 山内ゆかり

※入賞者の方には賞状と賞品が、またすべての参加者に参加賞が、 東京ロシア語学院とロシア連邦国際文化科学協力庁駐日代表部より近日中に送付されます。

以下は講評です。

●東京ロシア語学院長 藻利佳彦

●ロシア連邦国際文化科学協力庁駐日代表 イーゴリ・チトフ

第2回全国ロシア語作文コンクールについて

 

全国ロシア語作文コンクールは、コロナ禍のなかで二回目の開催でした。幸い、高校生、学生、社会人18名の方々から作品が寄せられました。

昨年は夏に行いましたが、今年は急きょ春に行うことになり、実際に応募期間が短かったこと、さらには今回のテーマが少々「難しい」ものと受け取られたことなどが、昨年に比べて参加者が少なくなった理由かもしれません。そうした、あまり良くない条件にもかかわらず、それぞれ力いっぱいの作品を寄せてくださった参加者全員に対して、深い敬意を表したいと思います。「難しい」とあきらめてしまう人もいるテーマに、ひるむことなく挑戦した精神に大きな拍手を送ります。

今の日本で、ロシアと向かい合うということ、ロシア語を勉強するということは、常にこうした挑戦者の精神を持ち続けることにほかなりません。また、外国語の「作文」は、辞書をひいたり、使用例を調べたり、文法上の誤りがないか調べたり、地道な作業を実際に少しずつ行わなければなりません。ある意味孤独な作業の成果ひとつひとつを読ませていただきながら、あらためて参加することにこそ最も大きな意義があるという思いを強くしました。

「他者により添削されたものは不可」、という応募規定と、「平易なロシア語で」「筆者の気持ち、考えがはっきり示されていること。」という審査基準に沿って審査した結果、入賞作品が選ばれました。選に漏れた作品と入賞作品との差はそれほど大きなものではありません。入賞作品は、個人的な経験から日本とロシアへの思いを基礎として、両国の協力によって行い得る国際的な問題解決の糸口へと迫っていくことに成功しています。

例えば、「情報通信技術」の分野で日本とロシアが協力することにより解決できる国際的な問題があるという指摘、さらにはその身近な例として貧困により差別化が進む教育問題解決の方法が具体的に提示されてもいます。こうした考えは、コロナ禍によって余儀なくされたオンライン授業やテレワークなどによって、より身近なものと感じられました。いずれも自分自身のロシア語能力を使って、簡単な言い回しにより、自然な形で述べられていた点が印象に残りました。

多くの作文が応募規定を守り、いくつものミスや間違いを伴いながら、自分の思いを伝えようと一生懸命に言葉を届けてくれました。手書きの活字体で書かれた文の行間からも書きたい内容は確かに伝わってきます。まだ少し格変化が定着していない文でも並べれば、意図するところは感じられます。詩的な文章も、そのみずみずしい感覚で読むものを包みこみます。入賞だけを目標にするのではなく、自分自身のロシア語の力試しとして、多くの人が次回のコンクールに参加してくれることを望みます。

東京ロシア語学院 学院長 藻利佳彦

О Втором всеяпонском конкурсе сочинений на русском языке

Благодарим всех участников за участие во Втором всеяпонском конкурсе сочинений на русском языке.

Читать ваши сочинения было очень интересно. Конечно у всех были ошибки в русском языке. И это естественно – русский язык для вас не родной. Но само содержание ваших работ показывает, вы глубоко и свободно мыслите, анализируете события, умеете сопоставлять факты. И это главное для вашей жизни и для будущей работы. Вы интересуетесь различными темами, иногда очень специфичными. Очень приятно, что вы следите за российско-японским сотрудничеством в этих областях и хотите в будущем участвовать в развитие контактов и бизнесе с Россией в этих сферах.

Русский язык всегда будет вам хорошим подспорьем в работе, бизнесе и в ваших увлечениях.

Поздравляем победителей, направим всем небольшие подарки. Также мы приглашаем участников конкурса на бесплатное обучение в Россию по программе Правительства РФ. Эта программа предполагает возможность обучения и стажировки в 500 вузах России. С ней можно познакомиться на сайте edu.rs.gov.ru. Победители будут пользоваться преимущественным правом поступления. Мы также будем приглашать их на другие мероприятия в России и Японии.

Желаем успеха в изучении русского языка!

Представитель Россотрудничества в Японии И.Б. Титов

参考までに今回の募集要項は以下になります。

【目的】

この作文コンクールは、日本人ロシア語学習者の語学力向上と日本とロシアの相互理解の促進を目的として開催されます。

【応募資格】

外国語としてロシア語を学んでいる、あるいは学んだ人が対象。なお、両親のいずれもがロシア語を母国語とせず、海外でのロシア語による学校教育、もしくは主にロシア語を使用する地域での在住が通算で3 年を越えない人。年齢制限はありません。
※場合によっては資格を審査されることがあります。

【応募規定】

作文は応募者本人のオリジナル作品であること。他者により添削されたものは不可。

【応募項目】

作文は、A4用紙に、14ポイント・25行で3枚以内とする。

【入賞】

最優秀賞1名、優秀賞1名、努力賞2名

【賞品】

入賞者には賞状が授与され、東京ロシア語学院、ロシア連邦国際文化科学協力庁より、それぞれ記念品が贈られます。

【参加費用】

無料

【課題】

『世界的な諸問題解決における日露間の協力』
“Сотрудничество Японии и России в решении глобальных вызовов”

【受付期間】

2021年4月20日(火)~5月25日(火)正午12:00まで※郵送の場合も締切日時必着のこと

【作文提出方法】

<タイプ打ちの場合>

Wordその他のソフトで作成:A4用紙に、14ポイント・25行で3枚以内とする。

メールに所定の申込書とともに添付して提出
提出先:competition@tokyorus.ac.jp  
件名:ロシア語作文コンクール

<手書きの場合>

A4サイズの用紙に手書き(読みやすいブロック体。筆記体は不可)文字量はA4用紙に、14ポイント・25行で3枚以内に準ずる。(700単語程度まで)

↓ 

郵送で所定の申込書とともに提出
提出先:〒156-0052 東京都世田谷区経堂1-11-2 ロシア語作文コンクール係

※所定の申込書に必要事項を記入して、作文とともに提出すること。

申込書

申込書

【審査基準】

【審査員代表】

藻利佳彦(東京ロシア語学院 学院長)

イーゴリ・チトフ(ロシア連邦協力庁)

【結果発表】

2021年6月6日(日)正午12:00
東京ロシア語学院ホームページ、ロシア連邦国際文化協力庁のホームページやFACEBOOK上で入賞者名を発表します。
また、優秀な入賞作品は、全体の講評とともにその作品を上記ホームページに発表する場合があります。応募者はその旨ご了承いただいているものとします。

入賞者には東京ロシア語学院より直接通知いたします。なお、応募作品の返却はいたしません。

※審査に関するお問合せにはお答えいたしかねます。

【授賞式】

2021年6月12日(土)正午12:00 東京ロシア語学院にて(予定)

【主催】

東京ロシア語学院、ロシア連邦国際文化科学協力庁

【後援】

在日ロシア連邦大使館