「ロシア人捕虜写真集」出版のおしらせ

2013年1月28日

 2013年1月30日付産経新聞で取り上げられました。こちらのリンクをクリックすると記事が見られます。

 2013年1月27日付朝日新聞「ひと」の欄で取り上げられました。こちらのリンクをクリックすると記事が見られます。

東京ロシア語学院は、ロシア語とロシアの文化を教授し、日本とロシアを結ぶ人材の育成に努めておりますが、同時に相互理解を深めるため両国交流の歴史を探る研究も続けています。

ロシア人捕虜写真集01

その作業を進める中で、わたしたちは、ロシア国立映画写真資料古文書館にある一冊のアルバムと出会いました。そこには、日露戦争時の日本におけるロシア人捕虜と収容所の写真453枚が収められていました。

これは、当時ハーグ陸戦条約(1899)の捕虜条項が日本において遵守されているかどうかを監視し、ロシア人捕虜の意見や希望を日本に伝える役割を担っていた神戸のフランス領事リュシー・フォサリュー氏が集めた写真集でした。中国東北部で拘束され、日本の二十を超える収容都市に連れてこられ生活していたロシア人の姿が映しだされているばかりか、百年以上前の日本人の生活の一面も伝えています。

ロシア人捕虜写真集02

2009年に創立60周年、2012年に学校法人化35周年を迎えた東京ロシア語学院は、この記念すべき期間に学院の学術研究の成果を発表し、本学の仕事の一環を広く知っていただくために、ロシア国立映画写真資料古文書館とともに、この「日露戦争時の日本におけるロシア人捕虜写真集」復刻版作成に取り組み、ようやくその発刊にこぎつける事ができました。

歴史上の事実をきちんと見定めていくことは今また新たな意味でその重要性を増していると思います。このアルバムの発刊が日本とロシア、あるいは、戦争と人間などについてあらためて思いを巡らせていただく機会となるものと信じています。

復刻版アルバムの大きさ:縦34㎝横43㎝厚さ3㎝、約3.5㎏。こちらのリンクをクリックすると表紙が見られます。PDFファイル

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